この作品はパンツをおろして血走った目で見るものではない。
エロバラエティーとして普通に面白い。某バラエティー番組の企画そっくりだが、もちろん変態的にアレンジされていてばかばかしくも真剣に心理の読み合いを見入っている自分がいた。
出演者の美園和花さんと弥生みづきさんの掛け合いも作品では見せない一面が見れてすばらしかった。
勝敗を分けるのは、身体の耐性ではなく、徹底的な心理の読み合い――。
今作は、ただのエロバラエティではない。甘さや快楽の奔流に溺れる作品ではなく、息を呑むほど緊張感に満ちた、純粋な頭脳戦。しかも戦うのは、AV界でも抜群の人気と実力を誇る美園和花さんと弥生みづきさん。普段は親しいコンビで知られるふたりが、今回は真逆の立場、敵として対峙する――その構図がまず抜群にアツい!
美園和花 弥生みづきのおかず①親しい二人だからこそ難しい心理戦!

舞台は番号の振られた12脚のイス。それぞれにピストンバイブが仕込まれており、プレイヤーが相手の座る椅子を読み切って電源を入れれば、そのイスを選んだ側は即アウト、ピストンの刑に処され、しかも得点ゼロに逆戻りする。

逆に電源の入っていないイスを的確に選び続ければ、数字通りのポイントが手に入り、それが最終的な勝利に繋がる。単純に見えて、実は一挙手一投足に相手の心理を読む洞察力と、ブラフやフェイクを織り交ぜた演技力が問われるゲームだ。水曜日にやってるバラエティー番組と基本は同じ。

弥生みづきさんは、一切の感情を抑え、微笑みと沈黙のなかで静かに攻める。まるで水面下でうねる潮流のように、狙いが読めない。仕掛けたブラフに、対戦相手がいつまで引きずられるかを見越して行動する、持久戦・間合いの取り方に秀でている。

美園和花さんは、飾らない素直さと真正面からぶつかっていくスタイル。感情の出力が大きく、喜びも悔しさも顔に出る。そんな彼女にピストンバイブが作動した瞬間はまさに視聴者歓喜の瞬間。敗者は快楽に翻弄され、得点をすべて失う。快楽と屈辱が交錯する中でも、思考は止めてはならない。肉体が耐えていても、心が折れたら負けるのだ。
美園和花 弥生みづきのおかず②バイブが容赦なく敗者に突き刺さる!

勝負の終盤、互いに手札が読まれていく中で、残されたイスの選択肢は狭まっていく。そこから生まれるのは、心理戦というよりも“心理のスタミナ勝負”。いかに最後まで相手の虚を突き、自分の心を守れるか。勝ち筋が一筋の光となって見えたとき、それを信じて選べる勇気があるかどうか。負ける恐怖、負けたときの快楽という罰、それでも勝ちにこだわる意志が交錯するこの局面こそ、本作最大の魅力だ。

弥生みずきさんの日本一キレイな万歳。となりで悔しい表情の美園和花さん。
本当に台本なしのガチンコ勝負だから出せるそれぞれの感情。

AVだということを忘れていると不意に突きつけられるアダルト展開。
プロのAV女優が魅せる本気、なぜか普段よりも興奮してしまう。

通常AVの視聴が家族にバレると心に大きな傷を受けることになる、人によっては身体的な傷を負うかもしれない。ところがこの作品は「バラエティー番組を観ていた!」と押し通すことで家族は納得し難を逃れることができるだろう。保険の意味でも手元に置いておくことをおススメする。
美園和花 弥生みづきのおかず③作品情報
このゲームの醍醐味はイスに座る前の「間」――つまり、どの番号を選ぶか、または仕掛けるかを決める数秒間の心理描写だ。二人の目線の揺れ、唇の動き、無意識に出る癖、ほんの小さな表情の変化が、そのまま勝負を左右する情報になる。
美園和花さんが視線を12番イスに向けたとき、それは狙っているのか、それとも意図的に視線を送っただけなのか? 弥生みづきさんが笑みを浮かべたとき、それはフェイクか、確信か? この緊張感が画面を支配し、観る者は息を潜めて彼女たちの選択を追うことになる。
バラエティー気分で視聴してたら油断して後ろに立ってる奥様に気が付かなかった方、社員旅行の余興がどうしても思い浮かばない方におススメします!
完全版が出ました!300分の大ボリュームで決勝戦まですべて収録!
タイトル | 12脚のイスにピストンバイブを仕掛け合う究極の心理戦 ピストンバイブイスゲーム 予選Aブロック |
出演女優 | 美園和花 弥生みづき |
収録時間 | 94分 |
配信開始日 | 2025/02/10 |
メーカー | SHIGEKI |
レーベル | ダメいきっ! |

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